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米Yahoo!、米Verizonへの主要事業売却後に「Altaba」へ社名変更

 米Yahoo!が1月9日付で米証券取引委員会(SEC)へ提出した文書により、米Verizon Communicationsへ主要事業を売却後に企業名を「Altaba」に変更することが明らかになった。

 Verizonは2016年7月、Yahoo!の検索、広告、ニュース、ファイナンス、スポーツ、メールサービスといった主要事業について、約48億3000万ドルでの買収合意を発表し、2017年1~3月期には買収が完了する見込みとしていた。

 米Yahoo!は主要事業の買収後、中国Alibaba株の約15%と、ヤフージャパンの株式約35%の保有を継続し、名称をAltabaと改める。

 企業規模の大幅な縮小に伴い、現在11名で構成されている取締役会から、マリッサ・メイヤーCEOをはじめ6名が退任する。

 なお、SECへの提出文書では、2016年9月22日および2016年12月14日に開示されたユーザーの個人情報漏えいにより、Verizonが株式購入契約に関する取引条件を再交渉する可能性があることが記載されている。米Verison幹部は10月に、Yahoo!買収に関しての見直しを発言している。