ニュース

今年の恵方はどっち? 毎年2月3日に数万人が利用、“恵方巻”専用地図アプリ「恵方マピオン」が食べる方角を正確に提示

 地図サービスを手掛ける株式会社マピオンが、「恵方巻アシスト機能」を搭載した節分用の地図アプリ「恵方マピオン」を公開している。Android版とiOS版があり、無料でダウンロードできる。

 地図上にその年の恵方を24方位で示すとともに、ユーザー(端末)の向きも端末のコンパス機能に基づいて表示する。それらが一致するように回転することで、恵方巻を食べる方角へ正確に向くことができる仕組みだ。なお、2017年の恵方は「壬(みずのえ)」でおおよそ北北西。

2017年の恵方は「壬(みずのえ)」でおおよそ北北西
自分(端末)の向きを恵方に合わせることで、食べる準備が完了

 恵方巻を購入する場所も確認できるよう、付近のコンビニの位置を表示する機能も搭載。さらに、恵方巻を食べたことを簡単にツイートできる「恵方なうアシスト機能」も備える。Android版ではアップデートにより、LINEへの投稿機能も追加された。

付近のコンビニの位置を確認可能
恵方なうアシスト機能

「恵方マピオン」の使用手順

1)節分の夜にアプリを起動する
2)現在地検索またはキーワード検索で、自分がいる場所の地図を表示する
3)今年の恵方に自分(端末)の向きを合わせる
4)願いごとを思いながら目をつむる
5)無言で一気に恵方巻を食べる(※喉に詰らせないよう注意)
6)最後に「恵方なう」とツイートする

 恵方マピオンは、Android版が2012年1月、iOS版が翌2013年1月にリリースされた。以来、毎年2月3日の節分の日にには数万人に利用されているという。

 マピオンは今年1月、前身である株式会社サイバーマップ・ジャパンが創立され、同時に日本初のインターネット地図サービス「Mapion」が誕生してから20周年を迎えたという。同社では「この20周年を機に、地図と行動情報を起点に、どんな時も生活者を最適に導くことができる、社会生活インフラの一翼を担うマーケティング企業へと進化すべく、さらなる飛躍を目指していく。地図を見た時、行き先を調べる時のワクワクする“楽しい未来”と“確かな今”が伝わるサービスを提供していく」としている。

2018年以降の恵方も確認可能だ