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WPA2脆弱性、Androidの対策パッチは11月6日提供予定、iOSの対策済みベータ配布が開始

Wi-Biz、各社対応状況の情報を公開

 無線LANビジネス推進連絡会(Wi-Biz)は20日、WPA/WPA2脆弱性の対象機器についての情報を公開した。

 クライアント(Wi-Fi子機)では、PCやスマートフォンなど、WPA2/WPAを利用可能なすべての機器で対応が必要とされている。

 弊誌で既報のとおり、Windowsでは10月10日に提供を開始したセキュリティ更新プログラムに、この脆弱性への修正が含まれていた。

 Wi-Bizによれば、Androidについては11月6日に提供される月例のセキュリティアップデートに含まれるとのこと。また、iOSについては、10月21日より提供されている「iOS 11.1 Public Preview 4」で脆弱性の修正が含まれている模様だ。

WPA2脆弱性、Androidの対策パッチは11月6日提供予定、iOSの対策済みベータ配布が開始

 アクセスポイント(Wi-Fi親機)についても、高速ローミングの標準規格である「IEEE 802.11r」機能を利用している場合や、WPA2/WPAでのブリッジ接続を行っている場合には、対策ファームウェアの適用が必要としている。

WPA2脆弱性、Androidの対策パッチは11月6日提供予定、iOSの対策済みベータ配布が開始
WPA2脆弱性、Androidの対策パッチは11月6日提供予定、iOSの対策済みベータ配布が開始

 このほかWi-Bizでは、弊誌で既報の各無線LAN機器ベンダーの情報のほかに、富士通、NEC、HP(Aruba)、フルノシステムズの各メーカーが提供している情報についても掲載している。

WPA2脆弱性、Androidの対策パッチは11月6日提供予定、iOSの対策済みベータ配布が開始