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FFRI、フリーランス/SOHOや個人向けのセキュリティソフト発売、“先読み”でウイルスやランサムウェアを防御

 株式会社FFRIは1日、個人・小規模事業者向けのWindows用セキュリティソフト「FFRI yarai Home and Business Edition」をリリースした。

 価格はオープンだが、同社オンラインショップではダウンロード版の1年1台版が7776円、3年1台版が1万6200円、5年1台版が2万3328円で販売している。パッケージ版は2018年1月以降の出荷予定。対応OSはWindows 10/8.1/7。

 官公庁や重要インフラ企業での導入実績が豊富な法人向け次世代エンドポイントセキュリティ製品「FFRI yarai」をスタンドアローン動作に対応させた個人・小規模事業者向けの製品。

 プログラムの構造や振る舞いを分析する独自の「先読み防御」技術により、パターンファイルに依存せずに、未知の亜種などを含め、マルウェアやランサムウェアを複数のロジックで検知・防御するのが特長。主要なウイルス対策ソフトとの同居にも対応しており、FFRIではハイブリッドな防御が可能になるとしている。

 なお、FFRIで販売していた個人・小規模事業者向けセキュリティソフト「FFRIプロアクティブセキュリティ」は11月末で販売終了となっており、ライセンス期間が残る既存ユーザーは無償でFFRI yarai Home and Business Editionへの移行が可能。

 FFRIでは、働き方改革を受けて、主にフリーランスやパラレルワーカーなどが、テレワークを中心として場所や時間にとらわれない働き方を行っている現状において、業務データを保存したPCをビジネスとプライベートに利用するケースなどを想定。ビジネス利用でのメールやチャット、SNSと、プライベート利用でのオンラインバンキング、ネットショッピング、写真や音楽データの保存といった用途で利用されるPCのセキュリティ対策は重要な課題としている。