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Microsoft、Windows 10各バージョンのサポート終了日を明らかに

Enterprise/Educationのサポートは半年間延長、LTSCの次期バージョンも秋に提供へ

 Microsoftは、サポート提供中のWindows 10の半期チャンネルバージョンについて、サポート終了日を公式ブログで明らかにした。

 Microsoftでは2017年7月に各バージョンのサポートを18カ月間提供するとの発表を行っているが、今回明らかになったサポート終了日はこれに基づくもの。

 Microsoftが現在サポートを提供しているWindows 10の半期チャンネルバージョンは、2016年8月2日より提供しているバージョン「1607(Anniversary Update)」、2017年4月5日より提供しているバージョン「1703(Creators Update)」、2017年10月17日より提供しているバージョン「1709(Fall Creators Update」の3つで、それぞれ約18カ月のサポートが提供される。

 なお、Windows 10 Enterprise/Educationの2つのエディションでは、半期チャンネルバージョンのサポートがそれぞれ約半年間追加される。

 Windows 10のバージョン「1511(November Update」については、ほかのエディションでのサポートがすでに終了しているが、2017年11月にEnterprise/Education向けのサポートが2018年4月まで延長されることが公表されていた。この終了日が2018年4月10日となることも明らかにされている。

Windows 10 Enterprise LTSC次期バージョンが秋に提供予定

 Windows 10 Enterpriseにおける次のLTSC(Long Term Servicing Channel)リリースとなる「Windows 10 Enterprise LTSC 2018」が、2018年9月に予定されている半期チャンネル(Semi-Annual Channel)のリリースと同時に提供が開始されることも告知されている。

 このリリースでは、固定ライフサイクルポリシーにより、5年間のメインストリームサポート、その後5年間の延長サポートが提供される。また、シリコンのサポートポリシーに基づいて、最新世代CPUのサポートが追加される。

 なお、Microsoftサポートにおける「Windows上での最新のプロセッサとチップセットのサポート」にある「Windows 10ではLTSBをどのようにサポートしますか。」の項目では、「Windows10のLong Term Servicing Branches(LTSBとも呼ばれます)が、LTSBのリリース時に現在リリースされているシリコンをサポートします」とされている。

 なお、Windows 10 EnterpriseのLTSB向けには、「Windows 10 Enterprise 2015 LTSB」と「Windows 10 Enterprise 2016 LTSB」の2つが提供されている。