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IPA「情報セキュリティ白書2018」発売、仮想通貨やIoTなどをテーマに解説

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、「情報セキュリティ白書2018」の印刷書籍版を発売した。価格は2000円(税別)。なお、7月24日にはPDF版が公開される予定で、アンケート回答者を対象に無償で提供される。

 2017年度の情報セキュリティ分野で起きたインシデントの具体的事例や攻撃の手口、政策や法整備の状況などを解説する。2017年度に注目されたテーマとして、IoT、仮想通貨、スマートフォン、制御システム、中小企業に関する情報セキュリティを掲載している。

 情報セキュリティ白書は、IPAが毎年発行している報告書。企業のシステム開発者や運用者に対して、国内外における情報セキュリティの現状や今後の対策のために役立つ情報を提供するとともに、PCやスマートフォンを利用する一般利用者にも情報セキュリティ上の脅威への認識を促すことを目的としている。