ニュース
32bit PCI装備の最新Xeonマザーを発見! ASUS法人向けサーバー/マザーボード発表会
2018年11月27日 15:06
ASUSが開催した法人向けサーバー発表会で、第9世代コアである「Xeon E-2100」シリーズに対応しながら、32bit PCIスロットを装備したマザーボード2製品を展示していた。市場想定価格(税別)は「P11C-X」が2万5980円、「P11C-C/4L」が3万5580円。
XeonマザーにPCIスロット装備で「レガシーデバイスの使用可能性を確保」
ATXサイズのP11C-Xは2基、MicroATXサイズのP11C-C/4Lは1基の32bit PCIスロットを装備しており、ASUSでは「レガシーPCIデバイスの使用可能性を確保するとともに、使用中のレガシーアプリケーションを最新機種で継続使用可能になる」としていて、警備業界では監視カメラのビデオキャプチャーカード、産業業界では工業制御カードなどのレガシーPCIデバイスなどを例に挙げている。
ワークステーション向けマザーボードや、1Uラックマウントサーバーも
チップセットにIntel C246/C242を採用し、Xeon E-2100を搭載可能なワークステーション向けマザーボードや、1Uラックマウントサーバーは、標準サイズの「RS300」シリーズと、奥行きの短い「RS100」シリーズも発表会で展示された。
6コア12スレッドのCPU「Xeon E-2100」、サーバー管理ソリューション「ASUS Control Center」も
これらのマザーボードやサーバーが対応するIntelのCPUがXeon E-2100だ。6コア12スレッドで、最大動作クロックは4.7GHz。CPUソケットはLGA1151で、従来より高速なDDR4 2,666MHzのECCメモリに対応する。また、Intel UHD Graphics 630を内蔵するのも特徴だ。
さらに、VirtualBoxベースのサーバー管理ソリューション「ASUS Control Center」も紹介された。遠隔からの電源制御、システム使用率やハードウェア状況の監視、ソフトウェアの配布やUSBデバイスの使用制御などが行えるという。