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「Debian GNU/Linux」に関する脆弱性が171件、第4四半期「JVN iPedia」への登録状況

 脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」日本語版への登録件数が、2018年第4四半期(10月1日~12月31日)で3560件に上ったことを独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した。

 JVN iPediaでは、国内のソフトウェア開発者が公開した脆弱性対策情報のほか、脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN(Japan Vulnerability Notes)」、米国国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD(National Vulnerability Database)」が公開した脆弱性情報を集約している。

 第4四半期に登録された3560件のうち、国内製品開発者による登録件数は6件、JVNは66件、NVDは3488件だった。

 カテゴリ別で見ると、登録件数が多い上位20件のうち15件がOS関連だった。

 製品別の内訳では、「Debian GNU/Linux」が171件、PDFビューアーの「Foxit Reader」が122件、「Foxit PhantomPDF」が121件、「Ubuntu」が108件、「Adobe Acrobat」が95件、「Adobe Acrobat Reader DC」が95件、「Adobe Acrobat DC」が95件、「Microsoft Windows 10」が90件、「Microsoft Windows Server」が86件、「Microsoft Windows Server 2016」が75件などと続いている。