100年使える遠隔操作ソフト!?　ソースネクストが「Splashtop プレミアム 無制限版」販売開始

　ソースネクスト株式会社は23日、リモートデスクトップサービス「Splashtop プレミアム」の販売を開始した。標準価格（税別）は、アクティベーションした日から100年間利用できるという「Splashtop プレミアム 無制限版」が2万9900円で、9月2日までのキャンペーン期間中は1万9800円で購入できる。このほか、1年版（同2990円）と3年版（同5980円）もラインアップする。

　Splashtop プレミアムは、米Splashtopが開発したリモートデスクトップサービス「Splashtop Personal」をソースネクストが日本語化および機能追加などのカスタマイズを行った製品。Windows 10/8.1/7またはOS X 10.11以降のPCを、Windows 10/8.1/7、OS X 10.11以降、Android 4.0以上、iOS9.0以降に対応した無償ソフト／アプリ「Streamer」から遠隔操作できる。

「Splashtop」の概念図。Windows PCやMac、iPhoneやiPad、Android端末から、Windows PCやMacを遠隔操作できる

　利用するには、まず、遠隔操作先のWindows PCまたはMacに専用ソフトをインストールし、アカウントの入力とアクティベーションを行う。なお、遠隔操作先のPCは5台まで登録できるが、無制限版は、アクティベーションを1回行うと解除（遠隔操作先PCの変更）ができない。

　次に操作元の端末でStreamerを立ち上げログインすると、先ほど登録したPCが表示されるので、クリックやタップをするとPCの遠隔操作ができるという流れだ。

「Streamer」の最初の画面。同じアカウントでログインしているPCが表示される。これをクリックやタップすると遠隔操作ができる

　このようなPCの遠隔操作ソフトで不便な点として、スマートフォンの小さい画面でPCの大きな画面が操作しにくい、動きが遅い、文字が打ちにくいといったことが挙げられる。これに対してSplashtopでは、スマートフォンなどの小さいディスプレイでも快適に利用できるようにPCの画面を最適化して表示。また、遠隔操作先のPCで動かしているMicrosoft Officeやオンラインゲーム、再生している動画なども、PCでの操作に近い感覚で操作できるとしている。

　ソフトウェアキーボードも工夫されており、例えばiPadからWindowsを操作する場合でもファンクションキーが表示され、よく使う機能をショートカットとして登録できる。

遠隔操作先のMicrosoft Officeもスムーズに操作できるという

iPadからWindowsを遠隔操作している様子。ソフトウェアキーボードにWindowsキーやコントロールキーが表示されている