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ドコモ「あんしんスキャン」でWi-Fi過剰警告発生、原因はマカフィーのサーバー障害

「Wi-Fiは監視されています」、SNSで報告相次ぐ

 NTTドコモが提供するセキュリティアプリ「あんしんスキャン」において、Wi-Fi接続中に過剰に警告を表示する現象が9月6日10時30分ごろから発生し、SNSで相次いで報告されている。

 あんしんスキャンは、Wi-Fi接続時の危険性を検知・警告するAndroidアプリ。今回の不具合は、接続中のWi-Fiネットワークが安全かどうかにかかわらず、「Wi-Fiは監視されています」「パスワードなどの個人情報がのぞき見される危険性があります」などといった警告が表示されるというもの。

 NTTドコモではこうした不具合が発生していることを把握しており、同社広報によれば、この表示は開発元のマカフィーのサーバーの障害によるものだと説明する。そのため、接続中のWi-Fiネットワークが必ずしも危険な状態であるとは限らないという。

 現在、この不具合の解消に向けて取り組んでいるが、復旧時期については今のところ未定だそうだ。

 日常的に利用している自宅や職場のWi-Fiでもこうした警告が表示される場合は、警告画面で「信頼する」ボタンをタップすることで引き続き利用できるとしている。なお、「信頼する」ボタンが無効になっている場合は、位置情報やGPSの設定をオンにした状態で再度ボタンを押すことで、引き続き利用できるとしている。

当初公開されていた情報

【追記 19:40】

 NTTドコモ広報によると、16時ごろに同現象は解消しており、影響を受けていたマカフィーのサーバーも復旧したという。

 しかし、あんしんスキャンが一度接続したWi-Fiネットワークの接続履歴をキャッシュとして保持しているため、ユーザーによっては、9月7日16時まで警告画面が表示され続ける可能性もあるという。

 この現象を解消するためには、上記の「信頼する」ボタンを押す方法か、アプリの削除および再インストールを行うよう呼び掛けている。

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