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全方位/耐衝撃の4K監視カメラなど、エレコムが3タイプ・5機種発売、PoEで同社レコーダーに簡単接続
2019年12月17日 16:35
エレコム株式会社は、監視カメラの新製品として3タイプ・5機種を2020年1月上旬から発売すると発表した。いずれの機種もエレコムの監視カメラ用レコーダーに対応しており、簡単に設定ができる。また、H.265、PoEに対応するほか、赤外線LEDやワイドダイナミックレンジによる夜間や逆光でも撮影できる。
発売するのは、4Kカメラを搭載し、天井に設置することで全方向が確認できる「SCB-EF4K03」、屋外にも設置できるパレットタイプの「SCB-EB2M01」と「SCB-EB2M02」、天井に設置するドーム型の「SCB-ED2M01」と「SCB-ED2M02」。いずれもオープン価格。
SCB-EF4K03は、全方位を1つの画像や動画として撮影できるカメラ。このように広角撮影した1つの映像を4方向の映像に分割できるため、4台のカメラを購入するよりもコストダウンが図れるとしている。耐衝撃性能は、保護等級IK10に適合。双方向の音声通信が可能で、例えばカメラで不審者を発見した場合、警告するといったこともできる。大きさは149×55mm(直径×高さ)、質量は約0.50kg。
SCB-EB2M01とSCB-EB2M02は防水防塵で、屋外への設置も想定されている。SCB-EB2M01のズームは固定、SCB-EB2M02は遠隔操作で最大約4.3倍のズームができる。
SCB-EB2M01の大きさは157.3×63×62.4mm(奥行×幅×高さ)で、質量は約0.45kg。SCB-EB2M02の大きさは253.4×86×71.7mm(奥行×幅×高さ)で、質量は約1.05kg。
SCB-ED2M01とSCB-ED2M02は、いずれも防水防塵で、保護等級IK10に適合した対衝撃性能。SCB-ED2M01は、カメラを防護するドームにより、撮影している方向が分からない。SCB-ED2M02は、ドームは透明でカメラが向いている方向が分かる。また、遠隔で最大約4.3倍のズームが操作できる。
SCB-ED2M01の大きさは108.5×81mm(直径×高さ)で、質量は約0.45kg。SCB-ED2M02の大きさは148×111.3mm(直径×高さ)で、質量は約0.94kg。
SCBシリーズと組み合わせることで、すぐにカメラ映像を表示・録画できるネットワークレコーダーも発売。全カメラポートがPoE対応となっており、LANケーブルによるSCBシリーズへの給電が可能。4ch対応の「SRB-E04101」、8ch対応の「SRB-E08201」、16ch対応の「SRB-E16201」という3シリーズがあり、それぞれ複数のHDD容量をラインアップしている。いずれもオープン価格。