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「After Effects」「Media Encoder」に“Critical”な脆弱性、最新版へのアップデートを

 米Adobe Systemsは、Windows版の「Adobe After Effects」および「Adobe Media Encoder」に関するセキュリティ情報を公開した。

 影響を受けるのはWindows版のAdobe After Effectsのバージョン16.1.2以前、Adobe Media Encoderのバージョン14.0以前。

 Adobe After Effectsには領域外メモリへの書き出しの脆弱性(CVE-2020-3765)が存在しており、Adobe Media Encoderも同様の脆弱性(CVE-2020-3764)が含まれている。悪用されると任意のコードを実行される恐れがある。

 深刻度は同社基準で最高の“Critical”とレーティングしている。更新プログラムの適用優先度は3段階中で最も低い“3”だが、対策としてAdobe After Effectsではバージョン17.0.3、Adobe Media Encoderはバージョン14.0.2へ更新することを推奨している。