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ソフトバンク、「Wi-Fi 6」&「5G」対応スマートフォン3機種を発表

 ソフトバンク株式会社は、Snapdragon 865を採用し、5Gの通信と、無線LANの高速化と同時通信時の遅延を避ける各種技術が盛り込まれる「Wi-Fi 6」こと「IEEE 802.11ax」に対応したスマートフォン3機種を発表した。

 AQUOS R5GとAxon 10 Pro 5Gは、3月6日予約受付を開始し、3月27日に発売される。48回払い時の支払総額は、AQUOS R5Gが12万9600円、Axon 10 Pro 5Gが8万9280円。V60 ThinQ 5Gは4月下旬以降の発売となり、価格は未定。

 シャープの「AQUOS R5G」は、約6.5インチの「Pro IGZOディスプレイ」と4つのカメラを搭載し、8K動画の撮影可能なモデル。12GBメモリと256GBストレージを搭載し、バッテリー容量は3730mAh。

 ZTEの「Axon 10 Pro 5G」は、約6.4インチの有機ELディスプレイと3つのカメラを搭載したモデル。6GBメモリと128GBストレージを搭載し、バッテリー容量は4000mAh。

シャープ「AQUOS R5G」
ZTE「Axon 10 Pro 5G」
LGエレクトロニクス「V60 ThinQ 5G」

 LGエレクトロニクスの「V60 ThinQ 5G」は、6.8インチ有機ELのデュアルスクリーンと3つのカメラを搭載したモデル。8GBメモリと128GBストレージを搭載し、バッテリー容量は5000mAh。

 3モデルともにOSはAndroid 10で共通するほか、Qualcomm製のSoCであるSnapdragon 865を採用。オクタコア(2.8GHz+1.8GHz)で、チップの仕様としては、Wi-Fiの最大通信速度は1201Mbps(5GHz帯接続時)、または574Mbps(2.4GHz帯接続時)となるが、今回発表の各モデルにおけるWi-Fi関連の仕様は、現時点では非公表。

 AQUOS R5GとAxon 10 Pro 5Gの最大通信速度は、5G接続時が下り2Gbps、上り103Mbps。4G接続時が下り988Mbps、上り46Mbps。V60 ThinQ 5Gは非公表。

 なお、同時に発表されたOPPO「Reno3 5G」はSnapdragon 765を採用しており、Wi-Fi 6には非対応となる。発売は7月下旬以降の予定だ。

 なお、弊誌ではWi-Fi 6に対応する主要製品のリンク集「Wi-Fiの速いスマホはこれ!「Wi-Fi 6対応スマートフォン」一覧(6機種3メーカー)」を随時更新している。