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「ドコモ光 10ギガ」、NTT東西の「フレッツ光 クロス」と同一地域で4月1日より提供

ぷららもドコモ光 10ギガとフレッツ光 クロス提供を表明

 株式会社NTTドコモは、最大通信速度10Gbpsに対応する光ブロードバンドサービスの新プラン「ドコモ光 10ギガ」について、一部地域で4月1日から一戸建て向けに提供し、3月23日から申し込み受付を開始する。

 光ブロードバンドサービスのみを利用できる月額5900円の「10ギガ 単独タイプ」と、ドコモ提携ISPのインターネット接続サービスをセットで利用できる月額6300円または6500円の「10ギガ タイプA/B」を選択でき、いずれもスマートフォンとの「ドコモ光セット割」が適用される(料金はいずれも2年定期契約あり、税別)。

 提供エリアはNTT東西が提供する「フレッツ 光クロス」と同一で、東京都は大田・世田谷・杉並・練馬・板橋・足立・葛飾・江戸川各区の一部が3月23日から申し込み受付を開始し、4月1日から提供する。大阪府大阪市は4月1日から、愛知県名古屋市は5月11日から受け付け開始となる。

 定期契約なしのプランは単独タイプが7400円、提携ISPがドコモnet、plala、GMOとくとくBB、andline、hi-hoいずれかのタイプAが7800円、BB.excite、またはASAHIネットのタイプBが8000円。このほか初期費用3000円、工事費1万8000円(派遣工事あり時)が別途必要となる。

 ドコモ光電話を除き、従来のドコモ光で利用できるドコモ光テレビオプションなどの各種オプションサービスが利用可能。このほかオプションとして、10GBASE-Tの有線LANと、最大2.4Gbpsでの通信が可能なWi-Fi 6(IEEE 802.11axドラフト)に対応する「10ギガ対応無線LANルーター」を月額500円で提供する。

 また、スマートフォンとセットでの新規契約時にdポイント7万6400ポイント分を付与するキャンペーンも実施する。

 ドコモでは新プラン提供について、高精細4K・8K映像といった映像コンテンツの高品質化、オンラインゲームやXR(VR,AR,MR)技術を用いた新たな体験の広がりなどを挙げ、大容量データ通信を必要とするサービスの利用機会が増加しており、高速通信への期待が高まっているとしている。

「ぷらら光セット(クロス)」は月額1320円

 このほか、株式会社NTTぷららでも、NTT東西提供の「フレッツ 光クロス」に対応した「ぷらら光セット(クロス)」と、NTTドコモ提供の「ドコモ光 10ギガ」に対応した「ドコモ光向けインターネット接続サービス(10ギガ)」を提供する。

 NTT東西提供の「フレッツ 光クロス」とセットで申し込む、ぷらら光セット(クロス)の月額料金は1320円(税込)。ドコモ光向けインターネット接続サービス(10ギガ)の料金は、ドコモ光 10ギガに含まれるとしている。

 ぷららによれば、本サービスはPPPoE接続方式では利用できず、IPv4とIPv6、双方の通信がIPoE接続方式で提供されるとのこと。このため、IPv4での通信にはNTT東西やNTTドコモがレンタルする対応ルーターなどが必要としている。