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新型コロナの影響で「Chrome 82」は欠番に、「Chrome 83」を前倒しでリリースへ

一時停止していたChrome更新を再開

 米Googleは26日、リリースを一時的に停止していたGoogle ChromeおよびChrome OSの更新を再開することを明らかにした。

 同社公式ブログによると、Canary、Dev、Betaチャンネルの開発は今週から再開されるという。安定版の「Chrome 80」は、セキュリティと重要な修正を含むアップデートを3月30日の週にリリースし、4月7日の週には「Chrome 81」、5月中旬には「Chrome 83」をリリースする予定。

 一方、「Chrome 82」は全てのチャンネルのリリースをキャンセルすることが決まった。代わりにChrome 82で予定していた機能はChrome 83に含まれるようになり、当初予定していたスケジュールよりも3週間前倒しでリリースされることになる。

 なお、Chrome 82が欠番になった理由として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響であることを挙げている。