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アイ・オー初のWi-Fi 6対応ルーター「WN-DAX1800GR」、税別1万円切りで発売

 株式会社アイ・オー・データ機器は、Wi-Fi 6に対応する同社初のWi-Fiルーター「WN-DAX1800GR」を6月下旬に発売する。価格は9800円(税別)

 Wi-Fi 6ことIEEE 802.11axに対応し、最大通信速度は1201Mbps(5GHz接続時)または574Mbps(2.4GHz接続時)。11axの技術である「OFDMA」(直交周波数分割多元接続)に対応しており、複数端末へ同時にデータを送信できる。また、MU-MIMOは従来の下りに加え上りにも対応する。

 このほか、上下左右前後にムラなく電波を飛ばす独自技術「360コネクト」をサポートするほか、「ビームフォーミングW」にも対応。推奨接続台数は20台。

 v6プラス、transixのIPv6 IPoE各方式に対応。PPPoEにおける認証ポイントを迂回できるため、回線混雑による遅延の影響を受けにくい。さらに、独自の通信技術「IPv6ブースト」にも対応しており、IPv6の通信を高速化できる。なお、OCNバーチャルコネクト、IPv6オプションには今後対応の予定。

 なお、IPv6 IPoE接続サービスの利用には対応ISPへの申し込みが必要となるが、利用時には、契約している光回線の回線終端装置(HGW)とLANケーブルで接続し電源を入れるだけで、初期設定不要でインターネットに接続できる回線自動判別機能を搭載する点が特長。PPPoEでは、初回接続時にIDとパスワードの入力が必要となる。

 また、既存のWi-FiルーターからSSIDなどの設定を引き継げる「Wi-Fi設定コピー機能」、5年間無料で使える「ネットフィルタリング」などの機能も備える。

 背面にはいずれもギガビット対応のWAN×1、LAN×4の各ポートを備える。本体サイズは約180×120×186mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約450g。

【お詫びと訂正 16:47】
 記事初出時、対応するIPv6 IPoEの方式に関する記載に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

誤: v6プラス、transix、OCNバーチャルコネクト、IPv6オプションのIPv6 IPoE各方式に対応。

正: v6プラス、transixのIPv6 IPoE各方式に対応。~なお、OCNバーチャルコネクト、IPv6オプションには今後対応の予定。