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トレンドマイクロ「パスワードマネージャー」に、パスワード・個人情報の流出を通知する機能追加

 トレンドマイクロ株式会社は、パスワード管理ソフト「パスワードマネージャー」に、パスワードと個人情報のインターネット上への流出を監視する「ダークウェブモニタリング機能」を追加した新バージョンの提供を開始した。同機能は、Android 6.0以上、iOS 12.0以上およびiPadOS 13.1以上で利用できる。

 ダークウェブモニタリング機能で情報の流出が確認できるのは、パスワードのほか、メールアドレス、クレジットカード番号、銀行口座番号、運転免許証番号、パスポート番号だ。

パスワードが流失したという通知
個人情報が流出した際の通知。「対応方法はこちら」を開き、対応する

 不正侵入やフィッシング詐欺などで窃取されたパスワードや個人情報は、インターネット上で売買されることがある。そのためトレンドマイクロでは、検索エンジンでも見つかるような“サーフェイスウェブ”、非合法に取得したと疑われる情報の交換や売買を行っている“アンダーグラウンドマーケット”、匿名性や追跡回避の技術を採用し、専用のソフトがないと確認できない“ダークウェブ”を監視。これらの場所にパスワードやメールアドレスなどの情報が掲載されているのを確認すると、それらの文字列をハッシュ化。その一方でユーザーがパスワードマネージャーに登録した個人情報も同様にハッシュ化されているため、2つが合致すると、パスワードや個人情報が流出した可能性が高いとして、ユーザーに通知されるという仕組みだ。

 トレンドマイクロでは、パスワードの流出が検知された場合は、より強固なパスワードに変更する、クレジットカード番号が流出した場合は、発行会社に連絡を行うなどの対策を推奨している。

 パスワードマネージャーは、ウェブサイトやアプリのID・パスワードを記録し、必要なときに自動的に入力するサービス。ID・パスワードの管理機能、パスワード生成機能、パスワードチェッカーが利用できる。トレンドマイクロ・オンラインショップでの販売価格(税込)は、ダウンロード1年版が2750円、月額版が月額275円など。対応OSは、Windows 10/8.1/7、macOS 10.13以上、Android 6.0以上、iOS 12.0以上、iPadOS 13.1以上。このうちWindows版とmacOS版ではダークウェブモニタリング機能は利用できないが、Android版とiOS版に寄せられるユーザーの要望により搭載を検討するとしている。