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1万円のWi-Fi 6ルーター、Linksys「E7350-JP」アップデートでメッシュに対応

最大4804MbpsのWi-Fi 6対応上位2モデルも順次発売

 ベルキン株式会社は、「Linksys」ブランドのWi-Fi 6ルーター「E7350-JP」を発売した。市場想定価格は1万982円(税別)。また、同じくWi-Fi 6対応の上位モデル「E8450-JP」を1万4382円(税別)で12月18日に、最上位の「E9450-JP」(価格未定)を2021年2月以降に発売する。

エントリーモデル「E7350-JP」

 最新規格であるWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応し、最大通信速度は1201Mbps(5GHz帯接続時)または574Mbps(2.4GHz帯接続時)。880MHzのデュアルコアCPUと256MBメモリを搭載するほか、2本のアンテナを内蔵し、最大140平方メートルの範囲をカバーする。

E7350-JP

 11axの標準仕様で、Wi-Fi子機の同時接続数を向上させる「MU-MIMO」、トラフィックのネットワーク効率を高める「OFDMA」、子機のバッテリー消費を抑える「TWT」の各機能に対応する。

 メッシュWi-Fiの共通規格「EasyMesh」に2021年2月から対応予定。同規格に対応した製品であれば、異なるメーカーの製品でもメッシュWi-Fiを構築できる。

 本体背面には、USB 3.0×1ポートに加え、それぞれギガビット対応のWAN×1、LAN×4ポートを装備する。本体サイズ(幅×奥行×高さ)は77×156×220mm、重量は614g。

スタンダードモデル「E8450-JP」

 Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応し、最大通信速度は2402Mbps(5GHz帯接続時)、800Mbps(2.4GHz帯接続時)。1.4GHzのデュアルコアCPUと512MBメモリを搭載するほか、2本のアンテナを内蔵し、最大180平方メートルの範囲をカバーする。

E8450-JP

 OFDMA、MU-MIMO、TWTの各機能に加え、Wi-Fi子機の位置に応じて電波の向きを改善する「ビームフォーミング」にも対応。E7350-JP同様に、メッシュWi-Fiの共通規格「EasyMesh」に2021年2月から対応予定。

 本体背面には、USB 2.0×1ポートに加え、それぞれギガビット対応のWAN×1、LAN×4ポートを装備する。本体サイズ(幅×奥行×高さ)は77×156×220mm、重量は638g。

プレミアムモデル「E9450-JP」

 Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応し、最大通信速度は4804Mbps(5GHz帯接続時)、574Mbps(2.4GHz帯接続時)。1.5GHzのトリプルコアCPUと512MBメモリを搭載し、最大185平方メートルの範囲をカバーする。

E9450-JP

 OFDMA、MU-MIMO、TWT、ビームフォーミングに加え、160MHz幅での通信に対応する。メッシュWi-Fiの共通規格「EasyMesh」にも対応予定。

 本体背面には、USB 3.0×1ポートに加え、それぞれギガビット対応のWAN×1、LAN×4ポートを装備する。本体サイズ(幅×奥行×高さ)は60×156×222mm。重量は1039g。