ニュース

Synologyの8ベイNASキット「DS1821+」、アスクが発売

M.2 NVMe SSD×2基の増設に対応、最大18ベイまで拡張可能

 株式会社アスクは、Synologyの8ベイNASキット「DiskStation DS1821+」を発売した。市場想定価格(税込)は12万3500円前後。

 CPUにAMD Ryzen V1500B(クアッドコア、2.2GHz)、メモリにDDR4 ECC 4GB(最大32GB)を搭載。キャッシュ用としてNVMe接続のM.2 SSDスロット×2を装備しており、転送速度は読み取りは2312.97MB/s、書き込みは1149.89MB/s。また、110k IOPS(4Kランダム読み込み時)。

 本体にはeSATA×2ポートを装備しており、オプションの5ベイ拡張ユニット「DX517」を2台まで増設して、最大18台のドライブまでを追加可能。

 このほか、PCIe x4 3.0スロット×1を装備し、10GBASE-TのLANカードをオプションの搭載可能。

 ルーターのポート転送設定不要でインターネット越しのNASアクセスが可能となるクイックコネクト機能をサポート。SynologyのNAS用OS「DSM(Disk Station Manager)」を採用しており、Synologyパッケージセンターから豊富な専用アプリが利用可能。

 Btrfsファイルシステムを搭載するほか、ディレクトリサービス「LDAP」をサポートし、既存のビジネスネットワーク環境に簡単に統合できるとしている。

 仮想化プラットフォーム「Virtual Machine Manager」に対応し、Windows、Linux、Virtual DSMなどのさまざまな仮想マシンのセットアップ、実行ができる。

 背面には、リンクアグリゲーションに対応したギガビット対応LAN×4、USB 3.2 Gen1×4の各ポートも装備する。本体サイズ(幅×奥行き×高さ)は343×243×166mm、重量は約6.0kg。