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申込前によく確認を! ネット予約したホテルや航空券のトラブル増加に国民生活センターが注意喚起

国民生活センターの発表情報より

 独立行政法人国民生活センターは9月20日、インターネットで予約したホテルや航空券のトラブルに関する相談が増えているとして、注意喚起を実施した。

 本件は、明らかな詐欺などの犯罪被害ではなく、キャンセル時の手続きなどにおけるトラブルに関するものが主。新型コロナウイルス感染拡大に伴う制限がなくなり、旅行をする機会が増えている一方で、オンライン予約サイトなどを利用して予約した旅行に関する相談が増えているという。

キャンセル料100%、海外事業者とコミュニケーション取れず、などの事例

 2022年度に全国の消費生活センターなどに寄せられた旅行に関する相談件数は、前年度の約2倍に増加したという。同センターでは、寄せられた事例をいくつか紹介している。

 事例の1つとして、国内事業者が運営する旅行予約サイトから申し込んだ航空券の申し込み内容を訂正したいが、「キャンセルして取り直す必要があるが、キャンセル分の航空券の代金は返金しない。規約とおりの対応だ」と言われたという。

 また、旅行予約サイトからホテルと航空券を予約しキャンセルしたところ、「ホテルと航空券は別事業者のため対応が違う」として、ホテルは無料でキャンセルできたが航空券はキャンセル料がかかったとの事例もあった。

 海外事業者が運営する旅行予約サイトで、申し込みをキャンセルし、すでに決済した料金を返金してもらうため、予約サイトに毎日メールを送り続けたにもかかわらず、毎回「24時間以内に返答する」という返信しか来なかった事例もあったという。

申し込み前に、契約内容やサイト運営事業者などの確認を

 同センターでは、消費者へのアドバイスとして、申し込みを完了する前にキャンセルなどの条件や契約内容の確認、申し込みしたあとに予約確認メールやマイページの確認、さらに旅行予約サイトを利用する前にサイト運営事業者の情報を確認することを挙げている。

 また、不安に思った内容やトラブルになった場合は、消費者ホットライン「188(いやや!)」番などに相談するようにとしている。

インターネットで予約した旅行に関するトラブルの年度別件数等(国民生活センターの発表情報より)