アイ・オー、Windows Server IoT 2022 for Storage搭載のラックマウントNAS「HDL4-Z22SATBU/HDL4-Z22WATBU」シリーズを発売

　株式会社アイ・オー・データ機器は、法人向けNAS「LAN DISK」の、Windows Server IoT 2022 for Storage Standard/Workgroupを搭載したラックマウントタイプの「HDL4-Z22SATBU」シリーズおよび「HDL4-Z22WATBU」シリーズを発売する。12月上旬出荷予定で、市場想定価格はそれぞれ33万3300円～／27万5000円～。

　両シリーズとも、19インチ1Uラックマウントに対応。CPUにAtom X6211E（デュアルコア、3.0GHz）を採用し、メモリ8GBを搭載。OSはWindows Server IoT 2022 for Storage StandardおよびWorkgroupで、Active Directory連携が可能なうえ、追加のCAL（Client Access License）なくWindows Server環境を利用できる。それぞれ32/16/8/4TBの各4製品、計8製品が販売される。

　インターフェースは10GBASE-T×1、1000BASE-T×1の有線LANポートのほか、背面にUSB 3.2 Gen 1×4とHDMI×1、正面にUSB 2.0×1の各ポートを備える。

HDL4-Z22SATBU 正面

HDL4-Z22SATBU 背面

　HDL4-Z22SATBUシリーズは、ユーザー利用制限数無制限で、推奨最大同時接続台数が200台と、従来製品（HDL--Z22ATAシリーズ）の100台から大幅に増加。CPUパフォーマンスの向上に伴い、規模の大きなオフィス環境での同時接続に向くとしている。HDL4-Z22WATBUはスモールオフィス向けと位置づけられており、ユーザー利用制限数は50、推奨最大接続台数は50台。

　5年保証と最大150万円相当分のデータ復旧サービスが付属する。同社の遠隔管理サービス「NarSuS」や、有償保守サービスにも対応する。

　本体サイズと重量は両シリーズ共通で、約430×487×44.4mm（幅×奥行×高さ）の、約8.3～9.1kg。