アイ・オー、第12世代Core i3搭載の法人向けNAS「LAN DISK」新モデル発売

HDL4-Z22SI3Bシリーズ

　株式会社アイ・オー・データ機器は、CPUに第12世代Core i3を搭載した法人向けNAS「LAN DISK」の新モデル、3シリーズ全12製品を発表した。10月上旬～中旬に順次出荷予定。市場想定価格は32万7800円～。

　デスクトップタイプで2ベイの「HDL2-Z22SI3B」シリーズは2/4/8/16TB、デスクトップタイプで4ベイの「HDL4-Z22SI3B」シリーズとラックマウントタイプで4ベイの「HDL4-Z22SI3BU」シリーズはそれぞれ4/8/16/32TBの各4製品ずつで、計12製品。HDL2-Z22SI3BシリーズとHDL4-Z22SI3Bシリーズは10月上旬、HDL4-Z22SI3BUは10月中旬の出荷予定となっている。

　全12製品共通で、CPUに第12世代Core i3（クアッドコア、最大4.00GHz）を採用し、メモリ8GBを搭載。OSは「Windows Server IoT 2022 for Storage Standard」で、Active Directoryと連携が可能。ユーザー数は無制限で、最大接続台数は500台。

　10GBASE-T対応と、2.5GBASE-T対応の2つの有線LANポートを備え、2つのポートを1つのポートとして利用できる「NICチーミング」に対応する。ほかに、HDMI×1、USB 3.2 Gen 2（USB 3.1）×2、USB 3.2 Gen 1（USB 3.0）×2、USB 2.0×1の各ポートも備える。

HDL4-Z22SI3Bシリーズ 背面

HDL2-Z22SI3Bシリーズ

HDL2-Z22SI3BUシリーズ

　プロトコルはSMB、iSCSI、NFS、WebDAVに対応。RAIDは、HDL2-Z22SI3BシリーズはRAIDは 0/1、HDL2-Z22SI3BシリーズとHDL4-Z22SI3BUシリーズはRAID 0/5に対応する。

　5年保証と最大150万円相当分のデータ復旧サービスが付属。同社の遠隔管理サービス「NarSuS」や、有償保守サービスにも対応する。

　本体サイズ（幅×奥行×高さ）と重量は、HDL2-Z22SI3Bシリーズが約101×210×160mmで2.7～3.2kg、HDL4-Z22SI3Bシリーズが約163×210×160mmで4.2～5.1kg、HDL4-Z22SI3BUシリーズが約430×407×44mmで7.7～8.6kg。

※実際の容量は使用するRAIDモードにより異なる