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省電力機能搭載でてのひらサイズの100BASE-TX/10BASE-Te対応5ポートスイッチングハブ「ETX-ESH05WD」、アイ・オーが発売

 株式会社アイ・オー・データ機器は、100BASE-TX/10BASE-Te対応の5ポートスイッチングハブ「ETX-ESH05WD」を発売する。12月中旬の出荷予定で、市場想定価格は2508円。

 アイドル時に自動で消費電力を抑えるEEE(Energy Efficient Ethernet)技術を採用しており、全ポートアイドル時には約56%の電力をカットできるという。また、ポートの使用状況を検出して余分な電力をカットする「リンクダウン検知」機能により、全ポート未使用時には約69%の電力を節約できるとしており、「エコロジー&エコノミー」をうたう。エネルギー消費効率は2.7W/Gbpsで、2011年度の省エネ基準達成率223%を実現している。

 100BASE-TX、10BASE-Tのネットワークを自動的に識別して接続するオートネゴシエーション機能、Auto MDI/MDI-Xに対応。パケットをハブ内部でチェックし、データが壊れていないか確認してからデータ転送を行う「ストア&フォワード方式」を採用している。さらに、送信側の転送速度が受信側の転送速度より速い場合に、受信側のバッファ・メモリのあふれによるデータ損失を防ぎ、確実なデータ転送を行うフローコントロール機能も搭載する。

 筐体はファンレスの静音設計。電源は付属のACアダプターから供給する。本体背面に、ACアダプタークランプ機構を採用しており、誤ってアダプターが抜けてしまうことを防ぐ。

 本体サイズ(幅×奥行×高さ)は約89×66×25mmで、手のひらに収まるサイズだとしている。重量は約85g。