JR東日本「STATION WORK」と三井不動産「ワークスタイリング」が連携、相互利用可能に

　東日本旅客鉄道株式会社（JR東日本）と三井不動産株式会社は、シェアオフィス事業にける連携を発表した。JR東日本の個人向けシェアオフィス「STATION WORK」と、三井不動産の法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」の相互利用を、2月21日より開始する。

　駅を中心に展開し、15分からクイック利用できる「STATION WORK」は全国約400拠点、オフィスビルを中心に、オープンスペース、個室、会議室といった施設が充実する「ワークスタイリング」は全国約100拠点を有する。今回の連携により、それぞれの会員は合計約500拠点を超えるシェアオフィスを利用できるようになる。

　シェアオフィスの利用が推進・定着する一方で「STATION WORK は便利だが、よりゆったりと過ごせる働く場も提供してほしい」や、「今いる駅の近くにワークスタイリングが無く、利用できず困った」のような声が寄せられたという。それぞれの会員が利用シーンに合わせて相互の施設を選択できることで、多様化するニーズに合わせた柔軟な働き方の実現を支援するため、今回の連携が実現したとしている。

　ワークスタイリングの会員がSTATION WORKを利用する料金は、15分あたり275円、STATION WORK会員がワークスタイリングを利用する料金は、10分あたり308円～。どちらの利用にもウェブサイトからの予約が必要となる。