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JR東日本とWeWork、シェアオフィス事業で連携

「STATION WORK」の会員がWeWorkの共用エリアを利用可能に

 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)とWeWork Japan合同会社が、シェアオフィス事業で連携する。JR東日本のシェアオフィス事業「STATION WORK」の会員は、WeWorkの共用スペースを半日2750円から利用できるようになる。

「STATION WORK」の会員が利用できる「WeWork ハレザ池袋」の共用ラウンジ
「WeWork オーシャンゲートみなとみらい」のフリードリンクコーナー。現在は緊急事態宣言の発出中のため提供を中止しているが、16時以降はフリードリンクにビールも追加される
「WeWork アークヒルズサウス」の電話ブース。ウェブ会議でも利用できる

 今回の連携によりSTATION WORKの会員が利用できるようになるのは、WeWorkのラウンジ、ホットデスク、電話ブースの「共用エリア」。

 WeWorkは、いずれの拠点も営業時間が平日の9~18時。利用料金は9~12時の「AMプラン」が2750円、12~18時の「PMプラン」が3850円、9~18時まで利用できる「1dayプラン」が4950円。なお、これらの料金は“プロモーション価格”とされており、ニーズや利用動向、利用率などを検討し、変更する可能性があるとしている。

 まずは5月27日より、WeWorkの渋谷スクランブルスクエア、リンクスクエア新宿、ハレザ池袋、アイスバーグ(原宿)、オーシャンゲートみなとみらい、なんばスカイオ、御堂筋フロンティアの7拠点が利用できるようになる。

 さらに夏ごろをめどに、Daiwa晴海、ジ アーガイル アオヤマ(外苑前)、Dタワー西新宿、半蔵門 Prex South、TK池田山、日テレ四谷ビル、KDX虎ノ門 1丁目、東急四谷、乃木坂、新橋、神保町、メトロポリタンプラザビル(池袋)、東京スクエアガーデン、アークヒルズサウス(六本木)、KANDA SQUARE、神谷町トラストタワー、日比谷パークフロント、銀座シックス、丸の内北口、城山トラストタワー(神谷町)、JR仙台イーストゲートビル、グローバルゲート名古屋、リンクス梅田、三宮プラザ East、大名(福岡)、ゲイツ福岡の26拠点も加わる。

 このように今のところ33拠点で予定されているが、WeWorkでは今後も拡大する予定だとしている。

「STATION WORK」の会員が利用できるWeWorkの拠点。各大都市圏に用意されている。今後も拡大する予定