TP-Link、Wi-Fi 6E対応ゲーミングルーター「Archer GXE75」発売

　ティーピーリンクジャパン株式会社（TP-Link）は、Wi-Fi 6E対応のゲーミングルーター「Archer GXE75」を9月26日に発売する。市場想定価格は2万5080円。

　Wi-Fi 6Eトライバンドに対応し、最大通信速度は6GHz帯と5GHz帯がそれぞれ2402Mbps、2.4GHz帯が574Mbps。メッシュ機能として「Wi-Fi EasyMesh」に対応する。同社のWi-Fi EasyMesh対応製品は同社独自のメッシュ機能「TP-Link OneMesh」と互換性があり、OneMeshによるメッシュを構築できる。一方で、他社製のWi-Fi EasyMesh対応機器の相互接続は保証されない。

　有線ポートは、WAN/LAN自動判別の2.5Gbps対応とギガビット対応ポート各1に加え、3つのギガビット対応LANポートを備える。LANポートのうち1ポートは、優先的な通信が可能な「ゲーミングポート」となっている。ほかに、USB 3.0対応のUSB Type-Aポート×1も備える。

　IPv6 IPoE接続サービスに対応。「フレッツ光ネクスト」など国内の主要な接続サービス・ISPで利用可能だという。

　このほか、ゲームのための機能としては、ゲームの通信を自動で検出して有線処理するQoS（5GHz帯でゲームなどを優先するよう帯域の割当が可能）、ゲームサーバーとの通信を最適化するGPN、ゲームサーバーとの通信を簡単に行えるポート設定機能といった機能を持ち、QoS、ゲーミングLANポート、GPNを組み合わせてゲームの通信を最適化する機能を「ゲームブースト」と呼んでいる。また、ゲーム関連機能の設定や本体のLEDの設定、ネットワーク状況の把握などを行える管理機能「ゲームパネル」も備える。

　セキュリティ面では、「TP-Link HomeShield」（Basic）を搭載し、ネットワークのセキュリティスキャン、保護者による制限機能などが利用できる。また、周波数帯ごとのゲストネットワークの設定も可能。

　各種設定はスマートフォンアプリ「Tether」からも可能。本体サイズは237×129.5×193mm。ロケットの発射台をイメージしたという、通気性に配慮された縦置き型のデザインで、大型ヒートシンクや高性能アンテナ4本などを内蔵する。