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「Internet Week 2024」11月19日~27日に開催。今年のテーマは「つなげて、広げて、楽しもう」

1万6500円でカンファレンスは参加し放題、4950円でのお試し参加も受付中

 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、インターネットの技術を語るイベント「Internet Week 2024」を11月19日~21日および25日~27日の計6日間にわたり開催する。今年のテーマは「つなげて、広げて、楽しもう」。

 Internet Weekは「インターネットに関する技術の研究・開発、構築・運用・サービスに関わる人々が一堂に会し、主にインターネットの基盤技術の基礎知識や最新動向を学び、議論し理解と交流を深めるためのイベント」。1997年に始まり、今年で28回目。

 前半の11月19日~21日が「オンラインWeek」となっており、ハンズオンセミナーやベーシックなプログラムをオンラインで実施。後半の11月25日~27日がリアル会場での「カンファレンスWeek」となっており、議論や意見交換を重視したプログラムを浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス(東京都台東区浅草橋1-22-16)で実施する。

 イベント公式サイトにて、すでに実施プログラムおよびタイムテーブルが公表されており、現在、参加申し込みを受付中。参加基本料金は1万6500円。この基本料金のみで、ハンズオンプログラム(1プログラムあたり3300円)、懇親会(7000円)、後述する併催イベント「JUNET生誕40年記念シンポジウム」(7500円)を除く全セッションに参加できる。また、講演者の了承が得られたプログラムについてはオンデマンド配信も行うため、当日参加できなかった場合も後日、視聴が可能。

 なお、参加基本料金については、30歳以下の学生は無料。また、Internet Weekに初めて参加する人のための4950円のお試し料金も設定しており、オンラインWeekにおけるハンズオンを除く全セッションと、カンファレンスWeekの1つのセッションにご参加できる。

 「つなげて、広げて、楽しもう」という今年のテーマについて、JPNIC理事/Internet Week 2024実行委員長の長谷部克幸氏は以下のようにコメントし、参加を呼び掛けてる。

 「Internet Week 2024では、インターネットに関わる多くの方々が集い、知識や人脈を広げ、断片だった情報がつながり、新たな価値を創造する楽しさを感じていただける場としたいと考えています。

 今年は、視野を広げ、分野を超えてクロスさせることが重要だと考え、それを目指していきます。技術と社会、異なる分野や視点を結びつけ、新たな価値を創出しましょう。Internet Weekは、そのためのプラットフォームです。」

 併催イベントの「JUNET生誕40年記念シンポジウム」は、1984年にスタートしたJUNETが今年、生誕40年を迎えることを記念して開催されるもの。東京大学山上会館(東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス構内)にて、カンファレンスWeek初日の11月25日、15時~16時30分にシンポジウム、17時30分~19時30分に情報交換会が予定されている。「JUNETから今のインターネットに至るまでの歩みを確認し、JUNETが果たした役割と影響を踏まえて、インターネットのこれからをあらためて考える場として企画している」という。

 また、例年同様、「第47回JPNICオープンポリシーミーティング」も併催。こちらは、オンラインWeek初日の11月19日、14時~18時にオンライン+リアル会場(場所未定)で実施予定。

INTERNET Watchでこれまで掲載したInternet Week関連記事のバックナンバー(2009年以降)は、下記ページにまとめている。