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バイトテロやネットいじめを早期発見、NTT-ITの「評Ban」が機能拡充

 NTTアイティ株式会社(NTT-IT)は11月1日より、ソーシャルメディア上の情報を収集・解析し、問題投稿の発見時に自動通知してくれるサービス「評Ban」の機能を拡充、新たに「Ver.3.1」として提供を開始する。1つのテーマをTwitter上で監視する「ライト1」プランは初期費用2万1000円、月額料金が1万6275円。

 評Banは、企業活動に対する一般ユーザーの反応を効率的に収集するサービスとして、2012年1月に提供を開始した。以後、解析単位時間の短縮化や、ランキング表示オプションを追加するなど、継続的にバージョンアップを実施。従業員の問題行動による炎上、いわゆる“バイトテロ”や、ネットいじめの発見などにも応用できるという。

 Ver.3.1では、問題把握に不必要なキーワードをノイズとして除去する機能を強化した。また、Twitterのリツイートによって拡散する問題投稿をまとめ、その件数を表示することが可能になった。

 評Banでは複数の契約プランを用意しており、より上位のプランでは、監視対象テーマ数や情報閲覧できるユーザー数が増える。また、オプションを契約することにより、Twitter以外のニュースサイトやブログからの情報収集が可能となる。

(森田 秀一)