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リコー、全天球カメラの新モデル「RICOH THETA S」

 株式会社リコーは全天球イメージをワンショットで撮影できるカメラ「RICOH THETA」の新たな上位モデルとして「RICOH THETA S」を10月下旬に発売する。価格はオープンプライス。

RICOH THETA S

 新開発のレンズユニットやイメージセンサーの大型化(1/2.3型)、画像処理により、静止画を約1400万画素に相当する全天球撮影ができる。スマートフォン/タブレットの画面で確認しながら撮影するライブビュー機能に対応。表示方式は全天球表示、パノラマ表示の2種類。また、フルHDサイズに相当する動画撮影も可能。ライブストリーミング機能は、USB接続時で1280×720/15fps、HDMI端子からは1920×1080/30fpsの出力が可能。

 内蔵メモリは約8GB(Lサイズ静止画約1600枚、Mサイズ約9000枚)。microUSB端子やライブストリーミング出力用のHDMI(typeD)端子を搭載。本体サイズは44×130×22.9mm(幅×高さ×奥行)。重量は約125g。

 撮影した全天球イメージは専用ウェブサイトのtheta360.comにアップロードして、SNSで共有することができる。THETA SアプリはGoogleのOpen Spherical Camera APIに準拠しており、Googleマップに投稿できるという。

本体前面と背面

(磯谷 智仁)