iPhoneやWindows Mobileで“プッシュGmail”が可能に


 米Googleは22日、「Google Sync」でGmailのメールを自動受信できる、いわゆる“プッシュ”に対応したと発表した。

 Google Syncは現在ベータ版で、Gmailの連絡先とGoogleカレンダーに対応している。対応端末はiPhone、iPod touch、Windows Mobile、Nokia S60などだ。

 今回、Google SyncがGmailのメールにも対応した。これまで携帯端末でGmailを利用するには、頻繁にGmailを自らチェックする必要があったため、Googleには“プッシュGmail”に対する多くの要望が寄せられていたとされる。

 Google Syncがインストールされていれば、利用するサービスのチェックボックスでGmailを選択するだけで設定は完了する。完了後、数秒でGmailのメールがプッシュされるようになる。

 ただし、プッシュサービス利用の注意点として、消費電力が大きくなる点を指摘している。そのため、端末の電池容量が気になる場合には、プッシュGmailを利用する代わりに、30分から60分ごとにメールを自動チェックする設定に変えることを勧めている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/9/24 12:52