「Google Chrome」の脆弱性修正版が公開


 Googleは10日、Webブラウザー「Google Chrome」のWindows版について、脆弱性を修正したバージョン4.0.249.8を公開した。

 Google Chrome 4.0.249.8では、JavaScriptエンジン「V8」の整数オーバーフローの問題など、計6件の脆弱性を修正。脆弱性の危険度は、4段階で上から2番目の“High”が3件、上から3番目の“Midium”が2件、最も低い“Low”が1件となっている。

 また、Googleでは、寄せられた脆弱性情報の中で重要なものに対して500ドル(優れた情報には1337ドル)の報酬を情報提供者に支払う制度を開始しており、今回の脆弱性情報のうち1件がそれに該当すると発表した。報酬は500ドルだが、情報提供者がハイチの復興支援に寄付すると表明したため、報酬を1337ドルに引き上げたとしている。


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(三柳 英樹)

2010/2/12 21:05