バッファローコクヨ、HD 720p対応のUSBウェブカメラ


本体カラーがブラックの「BSWHD01BK」

 株式会社バッファローコクヨサプライは、HD 720pのワイド画面に対応したUSB 2.0接続ウェブカメラ「BSWHD01」シリーズを9月末に発売する。希望小売価格は4620円。

 BSWHD01では有効画素数が100万画素のCMOSを採用しており、最大解像度は1280×720ピクセル。最大フレームレートは30fpsで、フォーカスは固定となる。本体の3ウェイラバースタンドにより、ディスプレイの上辺を挟み込んで取り付けたり、机上に設置できるようになっている。

 本体サイズは60×43×30mm(幅×高さ×奥行き)で、本体重量は約38g。本体カラーは、シルバーとブラックの2色を用意する。片耳イヤフックタイプのヘッドセットが付属する。

 対応OSは、Windows 7/Vista/XP(SP2以降)とMac OS X 10.5以降。PCと接続するだけでドライバーが自動インストールされるUSBビデオクラス(UVC)に対応している。プレイステーション3(ファームウェア1.8以降)にも対応する。

 バッファローコクヨサプライによると、HD対応の新DSPにより、従来製品よりも感度が高く、明るい映像を映し出すことが可能という。最近では個人がライブ中継サービスを利用することも増えているが、照明があまり明るくない自宅環境にも強いとしている。

 このほか、同社初の試みとして、英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語の多言語マニュアルを添付する。国内のウェブカメラ市場では、海外からの留学生などがSkypeなどで使うために購入していくことも多いのだという。

 BSWHD01と同じデザインの本体にマイクを内蔵した「BSWHD02」シリーズも発売する。価格は5040円。こちらもシルバーとブラックの2色があり、ヘッドセットも付属するが、多人数のテレビチャットやテレビ会議に本体内蔵マイクを活用できるとしている。


本体マイク内蔵型の「BSWHD02SK」と付属のヘッドセット「BSWHD02SK」をノートPCに取り付けた状態




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(永沢 茂)

2010/9/13 10:00