「Opera 11」正式版が公開、タブのグループ化や拡張機能に対応


Opera 11

 Opera Softwareは16日、ウェブブラウザー「Opera 11」の正式版を公開した。Windows版、Mac版、Linux版が公開されており、Operaのサイトから無料でダウンロードできる。

 Opera 11では、複数のタブを重ねて表示できる「タブスタッキング機能」を新たに搭載。タブをドラッグして他のタブに重ねることでグループを作ることができ、タブの右側に表示されるボタンをクリックすることで展開が可能。各タブの上にカーソルを乗せると、グループに含まれるページがプレビュー表示される。

 また、ブラウザーの機能を拡張するエクステンション機能も搭載。メニューからOperaのサイトにアクセスしてエクステンションがダウンロードでき、既に200以上のエクステンションが利用可能となっている。

 このほか、よく使うブラウジング機能をマウスのジェスチャーにより実行できる「マウスジェスチャー機能」については、マウスの右ボタンを押し続けることでマウスジェスチャーのガイドを表示する機能を搭載。アドレスバーの左側には「バッジ」が追加され、閲覧しているサイトについてのセキュリティと信頼性に関する情報を確認できるようにした。

タブをグループ化できるスタッキング機能マウスジェスチャーのガイド表示

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(三柳 英樹)

2010/12/16 20:58