“Mozillaスマートフォン”のUI「Gaia」、スクリーンショット公開


 Mozillaが中心となって開発が進められている「Boot to Gecko」スマートフォンのユーザーインターフェイス(UI)である「Gaia」のスクリーンショットが2月29日、公開された。

公開されたスクリーンショットの一部(Mozilla Hacks公式ブログより画像転載)

 この“Mozillaスマートフォン”は、携帯キャリア大手のスペインTelefonicaが年内に端末を投入することをすでに明らかにしている。価格帯は「iPhoneの10分の1」だという。

 Mozillaの開発はオープンに行われているため、どの端末メーカー、あるいは個人であっても独自のUIを開発することが可能だ。

 その中でMozillaは、Gaiaと呼ばれるUIを開発しており、今回その動作中のスクリーンショットが公開された。Boot to Geckoプロジェクトの最大の優先順位がパフォーマンスであるため、Gaiaもパフォーマンスと反応速度に重点が置かれているという。

 GaiaはHTML5、CSS、JavaScriptで開発されているため、開発者は使い慣れた技術によってUIを変更、改良、デバッグすることが可能だ。Gaiaのソースコードは「Github」ですでに公開されている。

 なお、Telefonicaはこれとは別に独自のUIを開発している。

「Gaia」はHTML5、CSS、JavaScriptで開発されている(Mozilla Hacks公式ブログより画像転載)




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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/3/1 12:03