「Google Chrome」最新版公開、iOS版もアップデート


 Googleは25日、ウェブブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるバージョン22.0.1229.79を公開した。既存ユーザーに対しては、自動的にアップデートが適用される。

 最新版では、ブラウザー上の3Dゲームなどでマウス操作を視点の移動などに利用できるJavaScriptの「Mouse Lock API」に対応。Windows 8対応の強化や、HiDPIおよびRetinaディスプレイ向けの改善を行なっている。ユーザーインターフェイスでは、右上のボタンが虫眼鏡状のものからAndroid版と同様のメニュー状のアイコンに変わっている。

 セキュリティ面では、合計23件の脆弱性を修正。このうち、Windowsカーネルのメモリ破損を引き起こす1件の脆弱性については、脆弱性の危険度が4段階で最も高い“Critical”と判定されている。

 また、iOS版のChrome(Chrome for iOS)についても、最新版となるバージョン21.0.1180.82を公開した。iOS版の最新版では、iPhone 5やiOS 6への対応を行なっている。


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(三柳 英樹)

2012/9/26 15:29