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ソニー、5型フルHD「Xperia Z」や4K対応56型有機ELテレビなどをCESに出展

Xperia Z

 ソニー株式会社は、米国ラスベガスで8日から開催される「2013 International CES」において、スマートフォン「Xperia」シリーズの新機種や、写真や動画をワンタッチで簡単に保存できるストレージ製品「パーソナルコンテンツステーション」などを出展すると発表した。

 スマートフォンの新機種となる「Xperia Z」は、約5インチのフルHDディスプレイに高輝度・高精細な映像表現を可能にする「Reality Display」を採用。ソニーが開発した積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for Mobile」を採用した1310万画素のカメラを搭載する。CPUには1.5GHzのクアッドコアを搭載。約7.9mmの薄型ボディで、背面にガラス素材を採用。防水・防塵性能も備える。

 Xperia ZをNFC対応機器にかざすだけで写真や音楽をワイヤレスで楽しめるワンタッチ機能も拡充。画面を液晶テレビに映し出すワンタッチミラーリング機能や、写真や動画などを簡単にバックアップするワンタッチバックアップ機能に対応する。

 Xperia Zは、2013年第1四半期に世界で発売予定。また、Xperia Zと一部仕様が異なる「Xperia ZL」も発表した。

 ストレージ製品では、スマートフォンで撮影した写真や動画をワンタッチで簡単に保存できるパーソナルコンテンツステーション「LLS-201」を発表。1TBのHDDを内蔵し、様々な機器で撮影された写真や動画を集約保存し、スマートフォンやタブレットからワイヤレスで操作できる。HDMI出力やDLNAにも対応する。

 また、スマートフォンやタブレット、PCなどのモバイル機器からファイルをワイヤレスで共有できるポータブルワイヤレスサーバー「WG-C10」も発表。本体にメモリーカードを挿入して利用するワイヤレスサーバーで、内蔵バッテリーからスマートフォンへの給電にも対応する。

 このほか、2013 International CESには、4K対応液晶テレビ「ブラビア」の65V型、55V型の2機種の新製品や、ホームシアターシステム、Bluetooth搭載のワイヤレススピーカーなどを出展。また、4K対応の56型有機ELテレビや、4K対応の民生用カムコーダーなども参考展示する。

(三柳 英樹)