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ソフトバンクが「ダブルLTE」発表、都市部からサービス開始
(2013/3/21 19:52)
ソフトバンクモバイルは、iPhone 5やiPad mini、iPadで既存のLTE網(SoftBank 4G LTE)に加えて、イー・モバイルのLTE網が利用できる「ダブルLTE」の提供を開始した。
「ダブルLTE」では、SoftBank 4G LTEに加えて、イー・モバイルのLTE網が利用できる通信サービス。ソフトバンクの中心モデルに位置づけられるiPhone 5やiPad mini、iPad向けに提供される。3月21日よりサービスが開始され、池袋周辺から運用が開始され、徐々にサービスが提供される。
ネットワークの混雑に応じて、SoftBank 4G LTEとイー・モバイルのLTE網の接続が自動的に切り替わる。仮にイー・モバイル網に繋がった場合でも接続状態は、ソフトバンクと表示される。ユーザー側でソフトウェア更新などの必要はない。
Android端末については、今後1.7GHz対のLTEに対応するモデルが登場すれば、対応する計画だが、あくまで中心に据えられているのはiOS対応端末。Android端末はこれまで同様、AXGP対応端末を供給していく方針。
ソフトバンクでは、ネットワークが混雑している東名阪エリアなど、都市部を中心に対応エリアを拡大し、2014年3月末までに3万8000局までエリア拡大する計画。また、2013年夏頃には、イー・モバイル側でもソフトバンク網が一部利用できるようになる予定。