Microsoft、アカウントのセキュリティ強化で二段階認証オプションを追加

　米Microsoftは17日、Microsoftアカウントのセキュリティ強化策として二段階認証のオプションを追加すると発表した。今後数日で利用可能になる予定。

　Microsoftアカウント（旧Windows Live ID）は、Outlook.comやSkyDrive、Skype、Xbox Live、Windows 8、Office 2013など、マイクロソフトの各種サービスで共通利用が可能なアカウント。

　二段階認証を有効にすると、Microsoftアカウントでのログイン時にはIDとパスワードに加え、登録済みの電話番号やメールアドレスに送信されたコード番号の入力が必要となる。二段階認証を行ったデバイスについては、再度のコード番号の入力を省略できるオプションも選択できる。ただし、60日間使用されなかった場合には、再びコード番号の入力が求められる。

　また、Windows Phone向けには、オフラインでも利用可能なコード番号の生成アプリを提供する。アプリは二段階認証の標準的なプロトロルを利用しているため、GoogleやDropboxなど他のサービスの二段階認証にも使用できる。