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「Google Chrome 31」正式版公開、ネイティブアプリ実行“PNaCl”に対応

 Googleは12日、ウェブブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となる「Google Chrome 31」(バージョン番号31.0.1650.48)を公開した。Windows版、Mac版、Linux版、Chrome frame版を、Googleのサイトから無料でダウンロードできる。既存ユーザーは自動的にアップデートが適用される。

 Google Chrome 31では、ブラウザー上でネイティブアプリを実行するための「PNaCl(Portable Native Client)」をサポート。ネイティブコード実行技術としては「NaCl(Native Client)」を従来よりサポートしているが、PNaClでは中間コードを採用することで、CPU環境に依存しないアプリの作成が可能となる。

 セキュリティ関連では、合計25件の脆弱性を修正。内蔵のFlash Playerについても、脆弱性を修正した最新バージョンへのアップデートを行っている。

(三柳 英樹)