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第7回JEPA電子出版アワード、投票受付開始

 一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)は、「第7回JEPA電子出版アワード」の一般投票受付を開始した。JEPAサイトより誰でも投票可能で、12月5日22時まで投票を受け付ける。

 今年は「デジタル・インフラ賞」「スーパー・コンテンツ賞」「エクセレント・サービス賞」「チャレンジ・マインド賞」「エキサイティング・ツール賞」の5部門で、38の作品やサービス、ツールなどがノミネートされた。これら各賞候補の中から、大賞も選出される。

 JEPA電子出版アワードは、日本の電子出版物の育成と普及啓蒙を目的に、サービスやコンテンツ提供者に対して授与するもの。コンテンツ主体のゲームソフトからオンラインサービスに至るまで、広義の電子出版物を対象としている。今年の傾向としては、セルフパブリッシングに代表される個人の活躍が目立ち、候補作品にも個人名が多く含まれる点だという。

 2012年の電子出版アワード大賞は、アマゾン ジャパン株式会社のKindleストアが受賞。ベスト・ショップ賞もKindleストアが受賞した。このほか、ユニーク・ショップ賞に「有斐閣YDC1000」、オンライン・サービス賞にauスマートパス「大辞林」、アドバンス・デバイス賞に「iPad mini(Apple)」などが選出された。

 一般投票のほか、JEPAの会員社は法人としてジャンルごとに20票投票が可能。集計結果は12月20日に発表し、その場で大賞も選出する。

(工藤 ひろえ)