米Googleが「Google Nowランチャー」を公開

　米Googleは26日、Google NowランチャーアプリをGoogle Playにて無料で公開した。

　Google Nowランチャーアプリは、2013年11月にAndroid 4.4（KitKat）と同時に発表されたNexus 5でのみ利用できたホームスクリーンユーザーインターフェイスを、他の機種でも利用できるようにするもの。利用できる端末は、「Android 4.4（KitKat）搭載のNexusまたはGoogle Play Edition端末」に限定されている。

　このランチャーアプリを利用すると、Google Nowの情報を1回のスワイプでホーム画面に表示したり、ホーム画面からGoogle検索したりすることが可能になる。半透明のステータスバーやナビゲーションバーなどによって画面表示領域が広く使えるメリットもあるなど、デザインも見直された。

　ただし、Nexus 5で話題となった音声コマンド「OK Google」による呼び出し機能は、残念ながら英語（米国、英国、カナダ）でしか利用できない。

　これまでNexus 5でしか利用できなかったランチャーが他機種でも利用できるようになったものの、Android 4.4搭載の全端末に対応したわけではないことは注意を引く。今後GoogleがGoogle Nowランチャーやそれに伴う「OK Google」呼び出しなどをGoogle Playストアのライセンス要件として含めるのかなど、Androidエコシステムに与える影響が注目されるところだ。