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KADOKAWAが「ComicWalker」開始、ウェブでコミック200作品を無料で読める
(2014/3/24 19:27)
株式会社KADOKAWAは22日、無料のウェブコミックサービス「ComicWalker」を開始した。ブラウザー版とiOS/Anfroidスマートフォンアプリ版がある。
KADOKAWAが発行する23種類のコミック雑誌とウェブマガジンからセレクトされた連載中の150作品と、ComicWalkerオリジナル50作品の計200作品を掲載。すべて無料で読むことができる。一部作品では、雑誌掲載当時はモノクロだったものを、最新の彩色技術によってフルカラー化して配信するという。その第1弾として「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」「新世紀エヴァンゲリオン」を提供される。
掲載作品の多言語化にも取り組む。まずは約40作品について英語版と中国語版での提供を開始し、順次拡大する予定だ。
ComicWalkerでは、株式会社ACCESSの電子出版プラットフォーム「PUBLUS」を採用しているが、ACCESSでは今回、ComicWalker向けの独自機能を開発。ワンクリックで閲覧用言語を3言語(日本語・英語・中国語繁体字)から切替える機能や、メニューの言語が端末の言語設定に連動して自動で切り替わる機能を追加した。
このほか、ComicWalkerではユーザー登録することで「マイマガジン機能」を利用可能。読んだ作品を記録しておいたり、読んだ作品の履歴をもとにお勧め作品を紹介してもらうことができる。
KADOKAWAでは「デジタルネイティブ世代からガンダム、エヴァンゲリオンに熱狂したオールドファンまで、ジャンルや性別、世代を問わない、さらにはワールドワイドなサービスを実現し、日本のコミック市場の発展に大いに寄与していくことを目指していく」という。