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楽天で注文した商品を受け取れる宅配ロッカー、なんば駅と関西大学に登場

 楽天株式会社は、オンラインショッピングモール「楽天市場」で注文した商品を受け取れる宅配ロッカー「楽天BOX」の試験運用を5月27日に開始する。国内EC事業者で初の取り組みだという。

 大阪市営地下鉄御堂筋線なんば駅と関西大学千里山キャンパスに設置。平日の日中は自宅を不在にしがちな社会人や学生、夜間の宅配を避けたい女性などが、出勤の途中や登校時に配達時間を気にせずに商品を受け取れるとしている。一方、宅配作業も1回で完了できるため、配送業者にとっても効率化を期待できるとしている。取り扱い最大サイズは64.5×35.5×31.6cm。

なんば駅の「楽天BOX」設置イメージ

 商品の注文時に配送(受取)方法で希望する楽天BOXの設置場所を選択すると、配達(荷物格納)完了時にパスワードがメールで通知される。指定の楽天BOXにパスワードを入力することで商品が受け取れる仕組み。受け取り期限は、荷物格納日を含めて3日間。

 なお、試験運用の開始時点で対象となるのは、ファッションブランド公式サイト「楽天ブランドアベニュー」と、レディースファッション店舗「イーザッカマニアストアーズ」および「ホンコンマダム」で扱っている商品。

(永沢 茂)