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JAL、国内線での機内Wi-Fiサービスを7月23日より開始
(2014/7/1 12:59)
日本航空株式会社(JAL)は、国内線での機内インターネットサービス「JAL SKY Wi-Fi」を7月23日より開始すると発表した。日本の国内線では初としている。
7月23日時点で導入される路線は、東京(羽田)=大阪(伊丹)線、東京(羽田)=福岡線、東京(羽田)=函館線の3路線。「JAL SKY NEXT」仕様機での運行便で利用できる。また、8月からは、東京(羽田)=札幌(新千歳)線の一部に導入を予定している。
7月23日21時ごろより、予約・空席照会画面でJAL SKY NEXT便の照会が可能になる。当該機体には出入口付近や機内の壁などにJAL SKY Wi-Fiロゴを表記する。
JAL SKY Wi-Fiでは、機内エンターテインメントと機内インターネット接続の2サービスを展開。機内エンターテインメントは、手持ちのスマートデバイスやノートPCなどで、ビジネス番組などの映像コンテンツやJTBパブリッシング社の観光地情報(SKYるるぶ)を無料で閲覧できる。
機内インターネット接続では、米gogoの衛星接続サービスを利用したインターネット接続ができる。料金(税込)は、時間制プランが利用時間30分で400円。フライトプランでは飛行距離によって3種類あり、500円(450マイル以下の場合)から。フライトプランでは、スマートフォンと、タブレット/ノートPCで料金に違いがある。
対象機器 | 利用時間 | 利用料金 | 対象路線 |
すべての機器 | 30分 | 400円 | サービス提供全路線 |
対象機器 | 450マイル以下 (羽田=伊丹ほか) | 451-650マイル (羽田=福岡ほか) | 651マイル以上 (羽田=那覇ほか) |
スマートフォン | 500円 | 500円 | 700円 |
タブレット、ノートPC | 500円 | 700円 | 1200円 |
なお、通信衛星を利用するため、動画など通信容量の大きなデータの通信には適していないとし、サービス開始時は、一定の通信速度を確保するため、同時に接続できる端末数を制限するとしている。