サンスター、普通の歯ブラシに装着して歯磨きを楽しくするデバイス「G･U･M PLAY」開発

普通の歯ブラシに装着して利用するアタッチメント型デバイス「G･U･M PLAY（ガム プレイ）」

　サンスター株式会社は24日、普通の歯ブラシに装着して使用するアタッチメント型デバイス「G･U･M PLAY（ガム プレイ）」のプロトタイプを開発したと発表した。

　G･U･M PLAYは、加速度センサーとBluetoothモジュールを内蔵。「ガム・デンタルブラシ」のハンドル部に装着して使用する。歯磨きの動作をリアルタイムでスマートフォンに伝送し、スマートフォンアプリ「MOUTH LOG」「MOUTH BAND」「MOUTH NEWS」「MOUTH MONSTER」と連携することで、新しい歯磨き体験が可能になるとしている。

　MOUTH LOGでは、歯磨き中の動きや経過時間などのデータを閲覧できる。ユーザー自身のクセを確認できるため、磨けていない場所を確認することができる。

歯磨きの動きや経過時間などのデータを閲覧できる「MOUTH LOG」

　MOUTH BANDは、歯磨きと音楽を連動するアプリ。楽曲に合わせて、歯磨きする場所をガイドするモードのほか、好きな楽器を選択して、磨き方に合わせた音楽を自由に演奏できるモードを有する。演奏後は、ムービーを保存してシェアすることができる。

　MOUTH NEWSは、歯磨き中にニュースを読み上げるアプリ。ニュースの選別はユーザーでカスタマイズできる。気になったニュースを保存して、後から読み返すことも可能。

　MOUTH MONSTERは、口内に生息する菌をモデルにしたキャラクター「MOUTH MONSTER」と戦う知育アプリ。歯ブラシを移動させながら歯を磨くことで、MOUTH MONSTERを退治できる。

口内に生息する菌をモデルとしたキャラクターと歯ブラシを動かしながら戦う「MOUTH MONSTER」

　発売は2015年を予定しているが、現段階では試作品のため、デバイス／アプリは最終製品とは異なる可能性があるとしている。