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ニフティ、法人向けMVNO「NifMo法人サービス」でM2M/IoT用途に適したプランを提供開始

 ニフティ株式会社は15日、法人向けMVNOサービス「NifMo法人サービス」において、M2M(Machine to Machine)やIoT(Internet of Things)での利用に適した、上り下り最大200kbpsの「スタートプラン」と、月間通信容量1.1GBの「1.1GBプラン」の提供を開始した。

 「NifMo法人サービス」では、これまで法人企業向けに3つのデータ通信プラン(月間通信容量3GB、5GB、10GB)のSIMカードを提供してきた。一方で、機械と機械が情報をやり取りして制御するM2Mや、様々なモノがインターネットとつながるIoTの分野での利用も増えていることを受け、新たなプランの提供を開始。低速度/小容量のプランのため、POS管理やバス・トラックなどの運行管理、農作物管理、各種計測器・センサーでのデータ送受信などでの利用に適しているという。

 「スタートプラン」は、回線速度がLTE/3G通信とも上り下り最大200kbps。月間データ通信容量は2.1GB。料金は月額480円(税別)。

 「1.1GBプラン」は、回線速度がLTE通信で下り最大262.5Mbps、上り最大50Mbps、3G通信で下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbps。月間データ通信容量は1.1GB。料金は月額640円(税別)。

 両プランとも、契約タイプはデータ通信のみ/SMS対応/音声通話対応から選択。

 ニフティでは今後、より幅広い用途で利用できるよう、上り通信に特化したプランや、夜間専用プラン、複数SIMカードでのデータシェア機能、契約中のSIMカードの利用状況参照や契約変更が可能な管理者用画面など、サービスの拡充に努めていくとしている。

(三柳 英樹)