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キングジム、撮影した単語の意味を表示するためだけのスタンドアローン辞書デバイス「イミシル」

文字入力が難しい中国語や韓国語にも対応

 株式会社キングジムは、単語を撮影すると、その単語の意味を表示する辞書デバイス「イミシル」を4月22日に発売すると発表した。価格(税別)は1万2000円。

ワードリーダー「イミシル」、外国語表記のメニューや看板などの意味をさっと調べることができる

 イミシルは、本体に内蔵されたカメラを知りたい単語にかざすことで、OCR技術で単語を認識し、本体に搭載された辞書データから単語の意味を表示する。これにより、文字入力なしで単語の意味を検索でき、「中国語や韓国語の単語をどうやって電子辞書で入力すればいいか分からない」といったシチュエーションにも対応する。

 内蔵する辞書は、英和・和英辞書、中日・日中辞書(簡体字版・繁体字版それぞれ搭載)、韓日・日韓辞書、国語辞典の9種類。スマートフォンの翻訳アプリなどと異なり、インターネットへの接続なしに利用可能。電源は単4アルカリ乾電池2本で約12日間(1日あたり10分間使用を想定)駆動でき、海外旅行時などでも利便性を損なうことなく利用できる。

 本体サイズは93×22.5×63mm(幅×厚さ×高さ)、重さは電池なしで70g。液晶サイズは2.4インチQVGA液晶、カメラは30万画素CMOSセンサー。カメラ部分には照明用のLEDライトも備えている。

使用方法

(山川 晶之)