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ウェブサイトにおける文字コードの割合、UTF-8が90%超え。Shift_JISやEUC-JPは?

 世界中に存在するウェブサイトのうち、文字コード「UTF-8」のページが占める割合が、全体の90%を超えたことが明らかになった。

 これはオーストラリアのコンサルティング企業Q-Successが発表したもので、それによるとウェブサイトにおけるUTF-8の割合がついに90%を超えたという。ここ10年ほどで急速にシェアを伸ばしてきたUTF-8だけに、シェアがトップであること自体は特に驚きはないが、2010年の段階では50%前後しかなかったことを考えると、その伸び率は驚異的だ。一方、同じ調査によると、かつて日本でよく使われ、多いころには10%近いシェアがあったShift_JISやEUC-JPはさらにシェアが減少し、前者は0.9%、後者は0.3%と、微々たる割合となっている。なお、同報告書では各文字コードごとに代表的なサイトを公開しており、いまなおShift_JISを利用しているサイトとしては、「Kakaku.com」「2ch.net」「Itmedia.co.jp」のほか、企業サイトとしては「Mufg.jp」「Ana.co.jp」などの名が挙げられている。