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iPhone X、実は2018年発売予定だった? 大幅前倒しの事実がインタビューで明らかに

 いよいよ発売になるiPhone Xだが、実はもともと2018年に発売される予定だったプロダクトを大幅に前倒ししていたことが、Apple社へのインタビューによって明らかになった。

 これはMashableが行ったインタビューの中で触れられているもので、発言の主はApple社のハードウェアエンジニアであるDan Riccio氏。同社幹部を交えて行われたこのインタビューでは、iPhone Xはもともと2018年に発売される予定で開発が行われていたが、途中から発売を大幅に前倒しするスケジュールに改められ、その結果として「多大なハードワークや多くの才能が必要になったものの、なんとか今年それらを提供できることになった」のだとか。プロダクトの発売が諸事情で前倒しになることはよくあるが、決定済みのスケジュールが年単位で繰り上がるのはやや異例で、インタビュー中ではそれらをクリアしたことを自画自賛しているものの、技術面や品質面、さらには量産体制などについては不安もやや残る。結果的に同社の能力の高さを示すことになるのか、それとも発売を急ぎすぎた製品として酷評されるのか、その答えはまもなく出ることになる。