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日本のホームページはなぜ情報過多? その理由に迫った海外ブログが注目集める

 なぜ、日本のホームページは海外のそれと比べて雑然とした、情報量が過多とも言えるデザインなのか。実例を提示しつつその理由に迫った海外ブログのエントリが、投稿からおよそ2カ月たって国内でも注目を集め始めている。

 これは世界で翻訳サービスを提供しているMoravia社のブログに掲載されたもので、冒頭ではスターバックスやHonda、トヨタなどグローバル企業のホームページを海外版と日本版とで比較し、その情報量の違いを紹介。その後、スーパーのチラシなども引き合いに出しつつ、日本人は必要な情報を見つけるために大量のビジュアル情報をスキャンすることに慣れており、日本で成功を収めるにはホームページでの情報の並べ方を日本スタイルに改める必要があるという独自の見解を示している。著者自身がこうした広告のローカライズでビジネスを行っている点は差し引く必要がありそうだが、広告および翻訳の専門家ならではの視点は、ウェブ制作者や広告関係者ならずとも興味深いトピックだ。ちなみに日本人からも「雑然としている」「情報量が多すぎる」と指摘されることが多い某ECサイトについては、この記事では触れられていない。